古い金庫でも開けることは可能なのか?

古い金庫

市場に流通している製品の多くに言えることですが、ある程度の年数が経過してしまったものは現在の技術などで取り扱いが難しくなっているというケースが多々あります。それは部品が存在しなくなっているということもそうですし、当時の製品の規格などが現在では主流ではなくなっているなど様々な要因が理由として挙げられるでしょう。このような古くなると取り扱いが難しくなるということについては、金庫もまたそれに当てはまることが考えられます。それでは金庫の鍵開けという観点では、市場に流通してある程度年数の経った古い金庫でも開けることは可能なのでしょうか?

古い金庫でも開けることは可能かということについては、程度にもよりますが10年20年くらい古い金庫であれば比較的容易に開けることができると思います。そ10年を経過しているとそれなりに金庫の構造なども今とは違うはずですので、その古い金庫に合わせた鍵開けの方法を行わなければなりませんが、古い金庫であれば現代の金庫に比べて構造が単純であるという側面がありますので、簡単に開けられる可能性があります。

しかし、問題となってくるのは100年以上前の金庫など本当に古い金庫の場合です。このような金庫の場合は、その状態によっては鍵開けが難しくお手上げ状態のものも少なくありません。なぜこのようなお手上げ状態になってしまうのかというと、金庫が古すぎてどのように鍵開けを行えばいいのか分からなくなっていることも考えられますが、更に言うと鍵そのものが錆び付いたり腐敗したりして物理的に開けられないことなども考えられます。ですのであまりにも古い金庫であれば、鍵開けを見合わせるということも起こるため、その点については留意しておく必要があるでしょう。

以上のように、古い金庫でも鍵開けは可能ですが、古さによっては不可能というケースもあるので、まずは業者さんなどに相談することから始めましょう。